2013年3月25日月曜日

決算書の読み方 Vol.1


先日、ネットde会計を最近導入された会社の経理担当者の方から
「社長に数字を報告するにあたり、どのようなポイントを見ていただくのが良いのですか?」
といった質問がサポートセンターに寄せられました。

それを聞いたとき、ネットde会計で入力した結果の数字を
経営に活用されようとしているんだなと、それはとても嬉しい質問の一つでした。

そこで、このブログでも何回かに分けて、決算書の読み方をお伝えしていこうと思います。

まず今回は「損益計算書」の基本的な読み方について。


損益計算書とは何が書いてあって、何が分かるのか?


一定の期間の企業の活動の結果として、いくらの利益が出たのか。

これを端的に示したものになります。



その結果として、

営業活動からの売上から費用を差し引いた金額が「営業利益」となり
営業利益から、利息などの営業活動とは別の活動から発生した収益と費用を
調整したものが、「経常利益」となるわけです。

この「利益」や「利益率」をみていくと、実は会社の利益構造が分かるようになり
経営上における課題なども見えてくるようになるんです。


では、早速、ネットde会計で作成したサンプルの決算書をもとに
構造と仕組みをみてみましょう。




この中で、まずは以下の2点についてチェックしてみると良いと思います。

まずは営業利益。
通常の営業活動の結果として、営業利益がプラスになっているか?

もちろん会社の成長段階によっては、最初は営業利益がマイナスになる業種もありますが
事業を継続していくためには、まず営業利益をプラスにしなければなりません。

この営業利益の内容をみるにあたり、
・売上高とその推移
販売費および一般管理費の内訳
をチェックしてみると良いでしょう。

売上高が落ちている、予定の売上高に届いていないとすれば、
まずはこの原因を追及していきます。

次に売上高はあがっているが、営業利益がマイナスになっている場合は
販管費の明細をチェックしてみると、どこかに無駄なコストが紛れ込んでいる
可能性があります。

こんな風に会計の数字をみていくと、意外と面白いんですよ。

ぜひ皆さんも、自社の数値を改めてチェックしてみてくださいね。



※本稿に関する監修  公認会計士・税理士 遠藤洋介